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東京九鍼研究会2018

いよいよ今週末は、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の国家試験ですね。

昨年、臨床実習を担当させて頂いた学生のみなさんのお顔が浮かびます。
とにかくこの段階では、オリンピックアスリートの皆さん同様、インプットの問題より、いかに
自分のパフォーマンスを出し切れるかというコンディション調整がとても大事ですね。
試験前に信頼している先生の治療を受けて臨むのもオススメですよ(^^)
さて、今年も研究会参加者募集の時期となりました。
「九鍼を使った臨床とはなんでしょうか?」
いつ質問されても、より納得いく返答ができるように、自分のアタマの中で
練り返しながら、言語化されたり腑に落ちたりの近年です。
毎年この時期の投稿によって表現が変わってきていたりしますが、やはり現時点改めて
思うのは・・
「道具の違いで得られる効果の幅を基本的に知っておいて欲しいなあ」
・・ということでしょうか。
『針灸大成』九鍼図
参考:宮大工さんの道具バリエーション
臨床にでると、本当に千差万別の様々な患者さんがやってきます。
そしてほとんどの患者さんのニーズは当たり前のことですが「治して欲しい」です。
臨床の最終的ポイントは、誤解を恐れずに言えば・・自然治癒力が働きやすくなるための「場」を適切な方向に変えるチカラです。
針金で手錠を開けてしまうように(笑)、名人芸の世界では、道具のいかん問わず「場」を変えてしまう世界が
あるのもたしかなのですが、大半の人はその手前。
適した道具のチカラを借りてしまった方が手っ取り早い。
最終的には、九鍼使わずとも(笑)どんな流派やソフトな道具のみでのスタイルになられても
構わないとは思いますが、少なくとも道具の違いで動かせる世界の幅は一度知っておいて欲しいものだなあ
と素朴に思ったりしております。
30年のベテランでも、免許取り立てでも、患者さんにとっては「先生」であり、プロになる以上「結果」を求められます。
奥深い世界は時間をかけて習得していくにしても、道具を変えるだけで比較的結果を出しやすい世界もあるのです。
患者さんにとって治る為には「手段」は問わない話ですからね。
あ、もちろん患者さんの感受性も千差万別なので、それぞれに対応する刺激バリエーションも学んでいけます。
教科書で習う古代九鍼と異なり、現代の九鍼は道具としての進化も素晴らしいです。
九鍼というと、強い鍼もあるので、それだけで食わず嫌いになりがちですが、
現代の道具を適切に使用すれば、必要な患者さんには許容される刺激範囲で十分運用できます。
証のあった漢方煎じ薬が、苦くなく、時においしいとまで感じられるかのように。
なんだかいろいろ書いてしまいましたが、興味を持たれた方はぜひ単発でも参加されてみてくださいね。
隠し事のない研究会なので、どんな秘伝も聞けばなんでも教えてくれる講師ばかりです(^^)

●参考 → 昨年度の記事

●講習会の雰囲気など → 東京九鍼研究会FACEBOOKページ

 

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■ 講義内容
基礎課 5/6・6/3・7/1・8/5・9/2・10/7・11/4・12/2・平成31年2/3・3/3(全15講座)
鑱鍼・円鍼・鍉鍼・鋒鍼・円利鍼・毫鍼・長鍼・巨鍼・大鍼・火鍼・打鍼・挫刺鍼・各種灸法などの技術を習得します。
研究課 6/3・8/5・10/7・12/2・平成31年3/3 (全5講座)
基礎課で学んだ各種の鍼具灸具を臨床に応用するためのアドバンスコースです。


■ 会場|正和堂スタヂオ (東急東横線・目黒線 多摩川駅下車徒歩3分)
■ 講習費| 75000円(一般)・70000円(会員)  25000円(一般)・20000円(会員)
■ 講師|石原克己・加藤且実・小池俊治・関信之・中倉健・間純一郎・福島哲也・山本涼
 
※ 研究課開催日の基礎課の講義は13時までとなります。
※ テキストは『ビジュアルでわかる九鍼実技解説』(緑書房)を使用します。 
※ 講義で使用する鍼具は別途費用がかかります。 
※ 年会費10000円 (一年間有効、特典:受講料・出版物の割引・会報の配布・会員サイトの閲覧・動画視聴など。) 
※ ´△鯲省受講される方は、会員になられるとお得です。

不明な点は東京九鍼研究会事務局までお問い合わせください。お申込みお待ちしております。

tokyo9shin@yahoo.co.jp

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at 22:22, くさのね, ワークショップ・学会・研究会等

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