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鍼灸の国際学会に参加してきました。

先週末、つくば国際会議場で行われた鍼灸の国際学会(WFAS:世界鍼灸学会連合会学術大会2016)に参加してきました。

 

 

 

 

英文字だらけの抄録集はまるでタウンページのような厚さ・・

 

様々な国から発表者がエントリーしています。

 

東京九鍼研究会代表の石原先生からは鑱鍼・鍉鍼・圓鍼の実技供覧。

 

 

カンボジアで活躍される鍼灸師 高田先生とも久しぶりにお会いすることができました。

できたばかりだというカンボジアの伝統療法師と薬用植物の本『KRU KHMER』をサイン入りで購入させて頂きました♪

 

 

一部のコアな方々には注目されていたチーム打鍼のOral presentation

 

 

日本刺絡学会と提携した中国鍼灸学会刺絡抜罐専門委員会会長・郭義先生の発表風景。

今回は初日夜、郭義先生ご一行の方々との交流懇親会のミッションがありましたが、役員チーム+有志で無事コンプリート(安堵)

 

 

 

下画像は、小松先生のニュージーランドでの刺絡教育についてのポスター発表より。

”gentle”という訳語を見てハッとしました。

「日本鍼灸の特徴とはなにか?」というのは近年の日本鍼灸界で問われているテーマですが、ともすると細い鍼でのやさしい刺激と

表面的なところで解されかねないところに個人的にしっくりこない感覚を持っていました。

鍉鍼、毫鍼であろうが、三稜鍼であろうが、道具や手技の問題(手段・doing)ではなく”寄り添おうとするスタンス”(在り方・being)という部分が

本来肝なのではないのかな・・と。

刺絡鍼法ひとつとっても、おそらく世界中の刺絡の中でも一番mildでgentleなやり方になっていると思われるからです。

インドカレーなどでも日本人シェフに作られたものは、素材の活かし方や味わい、器、盛り付け、お客さんとの間合いなど
民族性が出つつ本場と違った意味で美味しいものができたりしますし(また食べ物での例えが・笑)

日本刀の達人に斬られると痛みを感じなかったりすると言いますが、そんな風に九鍼を使いこなせるようになっていきたいものだなと思いました、日本の侍のように。

 

 

 

今回の大会、最終的に1800名ほどの参加者数だったそうで、通常5〜600名程度と言われる他国開催でのWFASに比べて、大変盛会な学術大会だったようです。

これも準備にあたられたスタッフの皆さまの総合力の賜物かと思います。

 

私自身、大会事務局や実行委員長を4回ほど経験させてもらったことがありますが、開業鍼灸師の傍らでやるにはあまりにも負担が大きく、本当に大変な作業です。

ましてや国際大会ともなると、講演者とのやりとりや通訳の手配など想像を絶します。

関係に関わられた全ての先生方、スタッフの皆さまには本当に頭がさがります、大変おつかれさまでした。

 

 

 

 

 

番外編:

今回、学会の合間をちょっとだけ抜け出して つくいちさん へ。

くさのねネットワーク仲間の小池栄治先生夫妻が立ち上げから関わられている野外マルシェです。

いつか訪れてみたいと思いつつ、今回やっと実現したのがなんと100回記念開催だとのこと。

 

絶好の秋晴れと100回節目の開催ということで、出店数が通常の倍。

参加者も目算3〜4倍とのことで大変和やかかつ盛況な雰囲気でした♪

 

驚いたのは出店者の販売アイテムのハイCP(驚)

こだわり珈琲屋さんが作られる南インドカレー、程よい柔らかさのドイツパン、焼きたてのチヂミ、帆立のジョン。

豚ほほ肉の煮込みに発酵感ばりばりの白葡萄酒、サードウェイブコーヒー・・どれも皆リピート確実なクオリティでハズレなし。

出店者主体ですべて運営されるというマルシェの活気と気持ちよさで、もう少しいたかったのですが、泣く泣く会場に戻りました(笑)

 

at 22:22, くさのね, ワークショップ・学会・研究会等

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