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ヒル・蛭 治療(蜞鍼)体験してきました【閲覧注意】

医療用のヒルというのをご存じでしょうか。



江戸中期の百科事典『和漢三才図会』より


ヒルを治療目的で使用する行為は、実はかなり歴史が古く世界中で行われてきました。

ピラミッドの内壁に描かれていたり、中国最古の薬物書『神農本草経』に水蛭(スイテツ)の薬物記載があり、インドのアーユルヴェーダ等でも使用されています。
現代においても、アメリカFDAでも認可されているものもありますし、ヨーロッパでも結構利用されているようです。

漢方では「瘀血(オケツ)」という古血、滞った血液の概念がありますが、それを破血(理血、活血より強力)する薬という位置づけになっています。
(*溶血作用が強いので妊婦、小児等への使用はじめ基本的に専門家に要相談)





知り合いの後藤先生がインドネシアから医療用蛭を個人輸入されたとのことで、
この度体験してきました。

最初に見せてくれたヒル保管のタッパー。
画像でみるとややグロテスクですが、実物をみてみるとそんなに抵抗感はなく全然かわいらしい印象でした(普段はゴキブリで大騒ぎしていますが・笑)


首肩が凝っていましたので、後藤先生にポイントはお任せして背中に乗せてもらいました。
そんなにすごく這い回ったりしなかったので、わずかな付着感はありますがいやな感じでもありません。
吸い付く際の痛みもなく、時々かすかな切皮痛のような感覚が、ごく多少しました。


ヒルさんアップの映像。後藤先生に撮ってもらいました。
今回3箇所ほどつけてもらいましたが、上野のヘビ屋さんのサイトみると1回に20匹程度使用したりもするようですね。

感想:
個人差はあるようですが、だいたい数分で終了することが多いようです。
私の場合は、気に入られたのか(笑)お腹空いていたのか、10数分ついていたでしょうか。

基本的には、首肩の散鍼、刺絡など上実(上半身のつまり)が取れていく感じに似ていました。鼻が通って、ぼぉーとっした感じが抜け頭がクリアになってきます。
次第に手足が温かく巡ってきた感じになってきました。
ただ、ヒルジンの効果なのか、同様の目的の鍼治療をされた感じに「+アルファ」を感じました。というか、この記事を打っている翌日もなんだか継続中。
うまく表現できませんが、巡りがよくすっきりした感じの継続感がいいです。
引き続き観察していきたいと思います。


血を吸って膨れてきたヒル達。


とれた後はこんな感じ。
ヒルの唾液腺から分泌されるヒルジンの血液凝固を阻害する作用で通常の刺絡治療のようには止血しません。
しばらく、手で絞ったり吸角をかけてもらいました。

最後は自然止血する感じではないので、綿花とテープを患部に貼ってもらいます。


治療8時間後くらいに止血用綿花をはがしたところ。
まだ固まらず出血してきます。おそるべしヒルジンの血液抗凝固作用^^;

なんだか機会あればまた受けてみたい感じです。






東京九鍼研究会事務局長のブログにもヒル治療の投稿がありました、この記事知らなかった^^ 


私は観ていないのですが、最近では「医龍」というTVドラマでもヒルジンが出てきたそうですね。


興味のある方は以下の治療院・後藤先生に相談されてみてください(^_^)
扁鵲武吉堂





at 17:17, くさのね, 鍼とお灸のソフトとハード

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