<< 鍼灸師のdoingとbeingを考える(続・糧となる感覚) | main | 12/8 コンステレーションワークショップのお知らせ >>

「鍼は打たないでください」

「鍼は打たないでください」
 
 
 
 
 
来院される患者さんでたまにこのようにおっしゃる方がいらっしゃいます。
 
ここで「何しに鍼灸の治療院に来ているんだ!!」と頭にきているようでは、
プロとして仕事はできません。

とにかく助けを求めていらっしゃるのだなと、患者さんの必死な思いとニーズを
冷静にやわらかく受け止めていく必要があります。




「○○が一番ツライのですが、○○には触らないでください・・
触れられるのが恐いのです・・」

このようなケースもあります。



ではこのようなケースでは、お手上げなのでしょうか。
いえいえ、大丈夫です。


患者さんが厳密には何を恐れていらっしゃるのか、
丁寧に伺っていくと、やっても大丈夫な施術の方法がみえてきます。

大抵の患者さんは「刺される→痛い」ことを恐がっていらっしゃる場合
がほとんどですので、赤ちゃんの施術にも使用する刺さない鍼や
気持ちのいい温灸等で十分対応は可能だったりします。

患部にまったく触らないで治療することも可能です。


当院の治療で使用する九鍼というさまざまな道具には、
鍉鍼(ていしん)や鑱鍼(ざんしん)、員鍼(えんしん)など、
刺さないでこすったり当てたりするだけの鍼具や、
打鍼法、散鍼法など刺さないで大きな効果をあげていける
色々な鍼の操作方法があったりします。


夜泣きや疳の虫、おねしょ、虚弱体質など、
小さなお子さんのトラブルには小児鍼という刺さない
気持ちのいい鍼のやり方がありますが、
ひどく恐がってしまい身体に少しも触れさせてもらえない
ようなことも稀にあります。


そのような時は、お母さんの腕や脚にお子さんと同じ方法で
鍼をさせてもらい、お母さんが気持ち良さそうに楽になる様子を、
先に見てもらうことで、お子さんも安心して鍼を受けてもらえる
・・というようなケースもあったりします。

状況により何度も通院が難しいような場合は、
例えば旦那さんにお灸の仕方をお伝えして奥さまの逆子の治療を
代行して頂くというようなケースもあります。



さまざまなシチュエーションでも、なんらか対応していく
「すべ」は、お話しを伺いながら必ず見つけていけますので、
初めからあきらめずに、まずは一度ご相談いただけるとよろしいかと思います(^_^)













 
 
 
 
 
 
 
 

at 23:23, くさのね, 鍼とお灸のソフトとハード

comments(0), -, - -

comment