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『南の島の大統領 -沈みゆくモルディブ-』を観てきました。

かつてご縁のあった国モルディヴの映画が公開されるとのことで、観に行ってきました。






正直、想像よりよかったです!感動しました!





一般には、ダイバーとハネムーナーの憧れとして知られる国。



ですが・・・
人口30万少々、面積は私の住む市原市よりひと周り小さい程度、かの大国中国からみればほんと象とアリほど違いがあり、
後発開発途上国の1つでもあった国、モルディヴ


近年でこそ「アラブの春」ということで、長期独裁政権が倒されていくうねりがありますが、その数年前に奇跡の民主化を獲得してしまいました。
そのニュースを聞いた時、正直耳を疑いました。

私が3年間住んでいた頃は、30年にわたるガユーム大統領の長期政権のまっただ中。
政党の存在も認められず、どこどこの島の支持率は100%なんてありえない数字が普通にラジオから聞こえていました。

支持しない投票者は島の中で「なぜか」特定されてしまうとも言われていました。
そんな空気感を肌で知っている者としては、Mohamed Nsheedというという政治家が
「あのちっぽけな国」からうまれ、
世界の動きへも影響を与えたというのはビックリ仰天です。





”これは命を守るために勝たねばならない戦いだ”
”小国だがそれが有利になることもある。いじめたら国際社会が許さない”



「311」という衝撃を経験してなお、自国の国益はおろか国民の命より利権を優先するどこかの国。

経済と異なり、票にならない「環境」、「ロングスパンなテーマ」にさえ・・・

世界で唯一被爆国なうえフクシマをも経験している日本が「できない」理由は、この映画、彼の行動を観るかぎりみつけることはできません。





We had to bring democracy to the Maldives
because I didn't want my children to be in solitary confinement.
Neither should they have to be environment refugees.
We just can't disappear. We just can't.
We have to survive and we have to do
whatever it takes to make that real.
----MOHAMED NASHEED

民主主義を導入したのは
子供たちを独房に入れたくなかったから。
環境難民にもしたくない。
滅びるわけにはいかない。
必ず生き残る、
それを実現させるには
どんなことでもやる。
----モハメド・ナシード



政治家を描く映画なので、いろんな見方もされるのでしょうが、
彼のようなひとがご縁の深かった国からでてきたことは、素直に嬉しいし素直に感動します。

→ 予告編



at 12:12, くさのね, モルディヴのこと

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