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金本兼次郎さんの仕事

この夏の野望シリーズ(笑)第3弾として、金本兼次郎さんの職場にお邪魔してきました。
ひらたくいうと「美味しいうなぎ」を頂いてきたということです(笑)


先月の29日、NHKプロフェッショナル仕事の流儀で放送されていましたので、ご覧になった方も多かったことと思います。



 



伝統の奥義をいかに「守り」「破り」「離れる」のか。


「守」ひたすら教えを守り、しっかりと身につける段階

「破」教えの言葉から抜けだし、真意を会得する段階

「離」型に一切とらわれず、自在の境地に入る段階


鍼灸の臨床という部分では、「伝統的な職人さんの仕事」には相通じ学ばせて頂く部分がとても多いのです。

私のこだわりは・・
可能な限り「人」と「場」を直接体験すること。
仕事を五感(六感)で味わわせて頂くこと。


伝統、技術の世界ではとかく経験経験・・という側面が言われ、それはいうまでもなく、とても大事なことなのですが、個人的にはそれと並行して、
「糧となるような感覚」を数多く体感することが、とても重要だなぁと最近感じています。

それは昔で言えば、弟子入りして、師匠と同じ場で同じ空気を吸い、仕事のそばでできるだけ長い時間を肌を通して共有させてもらう中で得られるモノ・・
ということになるのでしょうが、この時代なかなかそうもいきませんし、必ずしもそれだけではない部分からも「深いもの」を得られると感じております。

それは例えば、日本の良さを外国にでてみるとより理解できる・・みたいなところにも通じるかもしれません。

ここ数年、鍼灸以外の様々なワークショップや一流の方々の仕事などから、得られたモノはとてもとても大きいと感じております。




・・とまあ、偉そうなごたくはともかく(笑)、金本さんのお仕事すばらしかったです


「伝統は変化を積み重ねた先にうまれる・・」金本さん語録


「照り」と「香り」は付けるが決して焦がさないというぎりぎりの焼き加減。

ある意味、少々炭火で焦がされて香ばしく甘辛いこってりしたタレのたっぷりついたいわゆる蒲焼きとは全然別物な感じです。
すべては・・じゃまされるものを徹底的に抜いて、鰻の味と風味をシンプルに濃厚に味わわせて頂く仕上がり・・という印象でした。


放送から間もないので、その日は予約を取ろうにも昼夜いっぱいでしたが、だめもとでいきなり18時過ぎに行ったら、10分待ちくらいで席に座れました。

食事中、偶然金本兼次郎さん85歳ご本人がテーブルの横を歩いて行かれました(おおっ!)
しかも、すべてのテーブルにという訳でもないのに、なぜか私達のところで挨拶されていかれてちょっと感激ヽ(´▽`)ノミーハー

なんだかエラソウナオーラだしていたのでしょうか(汗)


江戸時代からの老舗空間も、サービスももちろん供される作品☆も、すべてが美味しく、心地よくすばらしい時間でございました。






金本さんの仕事が取り上げられた時の → 動画



つぶやき:
このブログの「あの人に会いたい」カテゴリは調理人率高いなぁ(^_^;)




at 15:15, くさのね, あの人に会いたい

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