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ナツメ違い

前々回の投稿で触れました「デーツ」の件に誤りが判明しました






いわゆる中近東、欧米でドライフルーツとして食されているナツメヤシの実"dates"デーツ
と漢方素材、サムゲタンの材料でいうところのナツメの実「大棗」"chinese dates"は遠縁の
系統(単子葉植物)ではるものの、別モノであることが判明致しました。





ここに訂正させて頂きますとともにお詫び申し上げますm(_ _)m


ご指摘頂きました、くさのねネットワーク仲間のTSUKUBAくさの根はりきゅう治療院
小池先生ご夫妻には心より御礼申し上げます。


おかげさまで、ひとつ学びが深まりました(^^)






【ナツメ】クロウメモドキ科
 (棗、学名:Ziziphus jujuba
漢方薬名: 大棗(たいそう)
甘味はあっさり。





【ナツメヤシ】ヤシ科
棗椰子、学名:Phoenix dactylifera)
甘味はねっとり。







大棗は、いわゆる中医的な意味での性質としては、
【補】 【潤】 【降】 【収】

身体の「気を補って」、「潤いを与え」、「気を降ろして」、「気を収束させる」ということです。
効能的には、補脾胃作用 強壮作用 養血安神作用 緩和薬性作用 鎮静作用になります。



専門家でないとわかりにくい語句が並びますが、平たく言うと、

「消化器系統・水分代謝系統を元気にして、気力・身体の温めるチカラを養い、精神も安定させる」
といったところでしょうか。


適度に補給すると、湿気が多いこの梅雨の時期・・・
身体が重だるくなって、むくみやすく、気力・食欲が落ちがちな感じの状態には良いという
ことになります。タイムリーなネタでしたね。





小池夫人もおっしゃっていて、私も同意見なのですが、ベツモノとはいえ、
ナツメヤシの実の方も上記の大棗の作用に非常に似た働きがある気がします。

消化器系統にやさしく、脾気を養って、気力を養い、身体を温める・・・

ただし、大棗より濃厚ですので、作用も強く、食べ過ぎるとかえって内熱があがったり、
水分代謝を落としてしまう気がします。



モルディヴでの断食時にも、島の人に「このナツメヤシは、ものすごく優秀な食べ物なんだ!!」
とよく言われたものです。






医食同源の世界も深いですね。

at 18:15, くさのね, 日々のこと

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