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最高級デーツ

リンク先の墨荘堂ブログさんの、最高級ジャコウネココーヒーの記事を呼んでいて、
以前知人にインドネシアお土産として頂いた最高級デーツを思い出してしまいました。
なんでも上には上があるものですね。




なつめやしの果実です。




箱には "Bateel" とだけ書かれており、調べてみるとなんでもサウジアラビア王室御用達
で、専門店でも一番美味しいといわれているシロモノらしいです。
ベルギー王室御用達の "Godiva" みたいなものでしょうか。







「ぬぅ、こ、これは・・・」
*海原雄山調







上品な甘みと風味。すっきりした後味。
一粒一粒厳選されている感じです。




デーツというと、以前住んでいたイスラム国モルディヴの断食明け夕暮れ時に、モスクからの
アザーン(祈りの時間を告げる放送)と同時に、水分・ナツメの実が五臓六腑に染みこんでいった
記憶が鮮やかに残っています。
もちろん、モノは天津甘栗とマロングラッセくらい違う感じですが(笑)





最近は、こんな専門ネットショップもあるのですね。
http://palmyra-dates.com/


英語では、"dates" 、モルディヴ・ディヴェヒ語では「カドゥル」。
アラビア語で「タマル」、ウルドゥー語で「カジュール」というそうですから、カドゥルは
アラビックとウルドゥーの混ざったような言語なのですね。


 


漢方の世界では、大棗(タイソウ)と呼ばれ、生姜などと組み合わせられて、
副作用の緩和などを目的に多数の漢方方剤に配合されている素材です。

古典『神農本草経』では、漢方素材を「上品」「中品」「下品」と3つに
分けますが、ナツメは、毎日摂取できて体質を強化する「上品」として
取り上げられています。


韓国では、あのサムゲタンにはいる食材のようです。

上記の記述お詫びと訂正:

私の不勉強でしたが、漢方で使用される大棗とナツメヤシの実は、似ていてよく間違われるが、
別のモノであると判明しました。

ナツメヤシは、いわゆるヤシ科の植物の実
大棗は、クロウメモドキ科でサネブトナツメまたはその近縁植物の実なのだそうです。

ここに訂正しますと共にお詫び申し上げます。

ご指摘頂きました
TSUKUBAくさの根はりきゅう治療院、小池さんご夫婦には
この場をお借りして感謝申し上げます。

以下の画像は、大棗の方のナツメのものになります。
 




女性の美容と健康には本当いいですよ。
http://allabout.co.jp/children/birth/closeup/CU20040914B/

at 09:20, くさのね, おいしいもの♪

comments(2), -, - -

comment
くさのね, 2010/06/10 7:05 PM

日本では、あまり一般的になじみの浅い食材ですが、世界的にはかなり消費されているようですね。

どの分野もマニアックな世界があるものですよね。明治屋さんにしても麻布珈房さんにしても(笑)

「補」で「温」なのに、「降」で「収」というのがおもしろくて貴重な性質のような気がします。

墨荘書室主人, 2010/06/10 6:48 PM

サウジアラビア王室御用達とは由緒正しき棗ですね。
専門店まであるとは知りませんでした。

大棗は虚証(エネルギーの少ない人)には必ず配合される生薬ですよね。私もお世話になっています。