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『伝統医学のこれから』第2巻

つい先日、鍼灸の師匠・石原克己先生よりできたてほやほやの『伝統医学のこれから』第2巻を頂きました。 






まだ出版元のたにぐち書店サイトにも、今朝現在案内は出ていないようです。
近日発売になろうかと思います。

今回の内容は「ハンドヒーリングの世界」です。



「ハンドヒーリング」というと、人によってさまざまな印象、反応があるかと思います。

「??」「超能力?」「なにかの宗教!?」「イエスキリストの奇跡…」「癒しの手を自分も持ちたい…」
などなど。

難しく考えだすとキリがありませんが、要は治療の原点「手当て」のことですね。
お腹が痛くなると、自然に自分の手を当てたり、子どもの頃、お母さんに手を当ててもらって安心して、
いつの間にやら軽くなった…という経験は、多かれ少なかれ誰にでもあるのではないでしょうか。

私のやっている鍼やお灸という専門的療法も、医療の発祥から考えていくと、その延長線上にあると言えます。

欧米の一部では既に保険適用を受けていて、病院のケアのひとつとして普通に行われていたりします。
今回の震災でも役に立ったケースが多かったことと想像されます。


各種治療法やヒーリング・セラピーの世界は、とかく主観的な情報ばかり出回りやすい傾向がありますが、
この本の画期的なところは、テーマに関して歴史とバリエーションを俯瞰しつつ、それぞれに通底するポイント

にも言及しながら、能力の開発方法、テクニックの実際まで豊富な画像とともに一冊で紹介

されている点にあるかと思います。


鍼灸の分野では、ともするとこの手の分野と別々に扱われることが多いのですが、
例えば小児に行う鍼は、「刺さない」で軽く接触させる鍼を用いたりします。




ケアアプローチ全般を大きく捉える際に、道具を使うのか使わないのか、接触、非接触、
刺激の入れ方のバリエーション等々を考えていく時に、医療・福祉現場でとても役立つ貴重な存在の書籍になろうかと思います。




◆5/9追記:亜東書店さんがいち早くWEB販売スタートされたようです。



at 11:03, くさのね, 草の根文庫

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