歴史認識と自然治癒力の関係って?

先日の建国記念日、ご縁あって「授業づくり改革セミナー 道徳」という学校の先生方の集まりに参加させて頂きました。

いやあ、あんなに涙が止まらず、内側がふるふるするひとときになるとは正直予想だにしておりませんでした(汗)





長年ずっと感じてきた「違和感」の答えのパズルが埋まったとでも申しましょうか。

外国に行かれたり住まれたりしたことがある方でしたら、なんとなくわかって頂けるかと思いますが、

なんで日本人って「それほど」愛国心ってない感じがするのだろう??

ということです。



もちろんオリンピックとかになると日本人みんな「それなりに」熱狂したり、初詣とかにたくさんの人が行ったりする訳ですが、
私が会ったほとんどの外国の方々はもっと違った感覚、想いで祖国のことを熱く語ってくれたりします。

その感じが日本人にはなぜか感じられない・・・

なんか日本人すっ飛ばして地球市民ですみたいな・・(これ以前の私・苦笑


この国では「普段」自国のことに熱くなったりすると、「右」寄りとかそういうレッテルが貼られてあまり語れない雰囲気も厳然としてある・・

そして、若者の意識国際比較調査とかあると、なぜか日本は他の国より明らかな有意差がある・・→内閣府調査

この影響は明らかに自分の中にもあって、近年までこのことに疑問すら持っていなかった訳ですが、
最近ようやく自分の身体を通してそのことへの理解が進む旅路の途中にいます。



今回の服部剛先生の道徳の授業、そしてそこに集う熱い教師の方々の場はかなりのどストライクで琴線に触れました。

私自身は学生時代、道徳と歴史に1ミリも面白さと関心を持てなかった生徒でしたが(当時の先生が悪いということでなく)、
その理由がとても実感できましたし、こういう授業受けられたら日本の未来は安心だなぁと思える素晴らしい時間でした。

右とか左とかの問題でなく、日本人としての誇りが持てる授業
外国の人に「日本ってどんな国ですか?」と聞かれた時、堂々と答えられるような授業。
東洋医学の世界感であえて表現すると・・補腎されて足腰が温かくなり「志」が立ってくるような体感でした。




貴重なご縁を頂き本当に感謝です。



*念を押すまでもありませんが、この記事は特定の思想や考え、動きを押しつけるものではりません。
そして鵜呑みにもしないでください。
ご関心のある方は、『先生、日本ってすごいね』服部剛 高木書房 を読まれてみてください。





服部先生、主催の渡邊先生どうもありがとうございました。

at 10:21, くさのね, こころ・からだのこと

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腑に落としていく・・

先週の九鍼研研究課担当時間で「石原先生からもらってきたモノ」というテーマで先生から頂いた言葉を切り口に、ご本人もいる中で話しをさせて頂きました。 

先生から受け取ったモノなんて全容は計り知れないでしょうし、その大きさ、深さ、まだ認識しきれていないモノなど・・・
それこそこれからまだまだこの後もずっと「ソレ」を味わいつくして・・腑に落としていく・・旅路は自分が死ぬまで続いていくのかと思います。

ただ・・日々の臨床、様々な学びから細胞化されつつあるものも通して、現時点の理解を一度言語化してみたい・・という衝動にかられてしまいました。


まだまだ若輩者であり、現時点で総括するなんておこがましいとは思いつつも、
縁ある者として自分というフィルターを通っている・・とはいえ、
それを共有、伝えていくということの意義、役割もあるのかな・・というところもあり
今回の時間となりました。


先生の懐の大きさにはいつも本当に感謝です。



今朝、敬愛するカウンセラーで友人でもある高落 伸さんの2つツイートで、改めて「腑に落としていく」旅路は「道」だなぁと
感慨深かったのでご紹介させていただきます。



引用開始
++++++++++++++++

この心身の声を
他人に聞くようなことは
したくない
自分で聞かせていただけるように
側面的サポートくらいは
お願いするとしても
聞かせていただくのを
他人まかせにはしたくない
なので逆の立場でも
側面的サポートを
させていただくだけに
とどめたい
このケジメあっての和合

++++++++++++++++

わからないというのは
聞こえないということ
聞こえなさが聞こえていて
わからなさが
わかっているということ
聞こえないからといって
すぐにあきらめたりせず
聞こえなさも含めて
聞かせていただきつづけるとき
不意に聞こえて来たり
することもある
聞かせていただくの一道あるのみ

++++++++++++++++++
引用終了


身体症状の関わりは、ときにご本人の了解のもと介入的に関わらせて頂くことも
ありますが、基本高落さんの言葉のようでありたい。

「イノチとはなにか」

「イノチ(自他)をいかに大切にしていくか」

「イノチへの絶対的信頼」


を腑に落としていく旅路を「肩の力を抜いて」「広い視野」で楽しみながら歩んで行ければと思います。















at 11:11, くさのね, こころ・からだのこと

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ひさびさに噛みました。

じゃっかんの頂き物フライングが少しあったものの昨日まで7日間断食しておりました。
今までは4日間が最高でしたので、自分的新記録でしょうか。


「大丈夫なの?」

「どんな感じ?」

「私には無理だわー。」

「たしかに・・ほっそりしたね・・」


などなどいろいろなリアクションがあります(笑)
たしかに今向かい風ならTMレボリューション並みにGパンがなびくかもしれません(笑)な訳ないか(笑)



先々週1週間どうにも三叉神経痛様の痛みが抜けず、これは「身体さん」のお声を
聴かざるを得ないな・・ということで、いつもながらの懲りないスタート(;^_^A



今回は「思考で」期間を初めに設けずに、「身体さんの声」に従ってやってみようという
ことにしてみました。 

未体験な方には、ハードル高くめちゃくちゃ苦行のように思われるかもしれませんが、
1、2日モードが入ってしまえば、食べることの執着はなくなります。
近くで誰かが食事していても平気。

むしろ、睡眠の質が上がって寝起きが軽かったり、食事に取られていた時間がたくさん
使えるようになったり、思考が静かになってからだモードでいい感じだったり・・と
メリットの方が実感され、ある種の快適さで過ごせるようになります。

まぁ、そうはいっても聖人ではありませんのでw、いつものように美味しそうな食べ物サイトとか
閲覧したりはするんですが(笑)全然動じないんですね。


まだまだ続けようと思えば続けられる感じなのですが、とりあえず「よいかな・・」という感じもあり、
1週間で区切りをつけて本日昼より復食に入ることにしました。


ご経験、知識のある方はおわかりでしょうが、断食(ファスティング)は、「食べない期間よりも復食期間がとても重要」

ある意味水分さえとっていれば、食べない期間はそれほど危険はなく、むしろ復食期を丁寧にやることが
とても大切になってきます。

つまりいきなり通常ペースに戻さないということですね。
ここを雑にやってしまうと、中には身体がついていけず亡くなる場合もあると聞いたことがあります。

基本は、断食期間と同じ期間をかけて量と質をじんわり戻していきます。
よくあるのは、おかゆの前に重湯から始めて・・という感じでしょうか。


今回はY老師に教えて頂いた「あるもの」を復食に使ってみることに。


さて、「あるもの」は果たして何でしょう・・


それは以下。



麹(こうじ)ですね。



できればなるべくちゃんと作られたものがよいということで、
千葉県が誇る名酒「五人娘」で有名な蔵元「寺田本家」さんに注文。
無農薬米と野生の稲麹から作られた天然白米麹(500g 972円)です。


これを形が無くなるまで何十回もじんわり噛んで頂くとのこと。
今日のお昼から試してみました。

甘酒とかならともかく、麹を直接そのまま食べるのは初体験。
意外とそんなにクセなく、優しいほのかな甘味があって悪くないです。

始め、柔らかめの生米を噛む感じでぽりぽりと咀嚼していきますが、そのうち噛みやすくなってうまみを感じ、
だんだんカタチが消えていきます。

いやー1週間というとさすがに久しぶりの食事。
ひさびさ「食べた」というより「ひさびさモノ噛んだ」という感じですね(笑)


ネットで調べてみると、結構、麹をそのまま食べている方いるんですね。
たしかに変な高額サプリメントなんかよりよっぽどよろしいかと思います。

これから断食期間と同じ1週間かけて復食していきます。





















at 15:15, くさのね, こころ・からだのこと

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鈍感でも構いません・・

毎年この時期恒例、関鍼校さんでの講義が始まりました。




 

かれこれもう10年ほどおじゃましているでしょうか。
熱心な学生さんに会えるのが毎年楽しみになっています。

評価とは全く関係のない授業で、何をやってもよいということなので、臨床家として実戦に役立つ「種」となるような内容を心がけております。




画像や血液検査などで診断する現代医学と異なり、東洋医学では問診以外は術者の五感が主な診断情報になってきます。
つまり身体の声をいかに聴き取れるかが重要なポイント。

出力(鍼具・灸具の使い方)の練習と試験対策で手一杯な学生さんに、入力(四診情報)の精度の上げ方、
実践臨床につなげるための「感覚のものさし」のつくり方の入口、ポイントをわずかな授業時間ではありますがお伝えしていきます(別コマでは出力系も)


日本の教育現場では、think(頭の作業)ばかり鍛えて、feel(身体の作業)はほとんど鍛えられていないので、苦手で当然。
かくいう私もこの道に入った当時、鈍感を自信をもって自覚しておりました(^_^;)


胸がすく
胸がつかえる
肝を冷やす
身の毛がよだつ
背筋が寒くなる
腹が据わる
腰が抜ける
骨身に沁みる
地に足がつかない
等々・・

身体感覚が言語や思考に自然に含まれている日本人は、本来feelの作業も得意なはずなのですが、
現代生活では身体をほとんど使わず(エスカレーター、電車…)頭ばかり(TV,PC…)使うので無理もないですね・・



本日の授業ではみなさんに


「鈍感でも構いません・・」


とお伝えしてきました(笑)
仲間に感覚の鋭い方がいたり、先生のいう変化が当初わからなくても焦らなくて大丈夫。

患者さんには身体を感じること自体驚くほどできない方もいらっしゃいますし、自覚されていない身体の声をこちらからお伝えして感じて頂き、
共有することで信頼感をもってもらえることにつながったりもするからです。

「鈍感だと自覚していたところから本来の感覚を取り戻していく・・」過程の経験が後(臨床現場)で活きてくるのです(患者さんへの説明・共有、心身の理解)



また心理学的には、無感覚がとても大切な場合もあります。

あまりにショックな出来事があった時、時に人間は、記憶を無くしたり、感覚を閉じることでその局面を乗り切り生き延びる場合があります。
(例:戦争、災害で家族を亡くす、襲われた経験…)

受け止めきれない程のショックがあった場合、そのようにしてイノチを守るインテリジェンスが働いているのです。

「感覚を閉じる、鈍らせる・・という自然治癒力が働いていることで、生き延びてこられてよかったですね・・」
・・と、まずはお伝えすることができるかもしれません。




鈍感な人は、感覚を鈍らせることで守るイノチの仕組み(ツボも心も)への理解をより深めていける伸びしろが大きいのです@体験談(^_^)








at 19:19, くさのね, こころ・からだのこと

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身体さんの声に耳を澄ましてみる。

毎年この時期は夏の疲れが出て体調崩される方が増えてきます。




一般的には、不摂生の蓄積や季節の変化について行けず免疫力が落ちて体調を崩す・・
と認識されますが、自然治癒力的にはむしろ「逆」だと考えています。


身体は自殺しない。思考が自殺しようとする・・
と患者さんによくお話ししています。





夜更かしや過食、冷たいものの摂りすぎなど、身体を壊す方向に働き続けるのは「思考」です。
一言で思考と言っても、目の前のストレスを緩和したい欲求というレベルから、心理療法等で探ってみると、
得られなかった安心感を得るためくり返されていたり・・緩慢な自殺願望として・・などかなり深い無意識レベルだったり・・いろいろあったりします。


私たち人類、ホモサピエンスも当たり前ですが動物の一種。
つまり「身体は自然」なので、山火事にあった森がやがて再生していくように自己修復能力が備わっています。


身体はその歪みが溜まりすぎると大変なので、高熱を出して冷えを解消しようとしたり、腰痛を起こしてそれ以上無理をしないようにしたりします。
(大噴火しないように小出しに小噴火してリセット!)



「身体に合わないものを食べた時の反応」がわかりやすいです。

口に入れて怪しいと感じると「吐き出す」

飲み込んでみたけど身体が合わないと認識すると「嘔吐する」

消化をはじめてみたけれど合わないと認識すると「下痢する」

ある程度消化してしまったけれど合わないと認識すると「じんましん」としてでる
(じんましん等皮膚症状を体内毒素の解毒作用とみる考え方があります)


このように身体には自身のイノチを維持しようとするインテリジェンス(知性)が働いています。



そういう意味では、各人が自身の身体の声を聴けてそれに対応する術を知っていれば、本来医療費は何十兆円もいらないものなのでしょう。
財政破綻で有名になってしまった夕張市は医療崩壊したら、逆に住民は健康になってしまったそうです→ 動画

九鍼と艾(もぐさ)を使う治療家として、一義的な患者さんのニーズにできるだけ的確に応えていくものの、
最終的には、患者さん自身が身体の声を聴けるようになっていく側面的サポートができればと常々考えています。
生涯医療費はもっと抑えられるし、老年期の生活の質もだいぶ変わってくるでしょう。





エラそうなこと言う張本人私も、身体さんからイエローカードが出ましたので(^_^;)今週は断食しています。

数年前までは必ず毎年夏の終わりから年末あたりで、風邪で寝込むかきつい腰痛、寝違え等になっていましたが、
断食するようになってからそれが無くなりました。



涼しくなってくるこの時期、秋の虫の音と共に身体さんの声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか(^_^)



おあずけ!?(笑)










 

at 17:17, くさのね, こころ・からだのこと

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イノチを学ぶ

TwitterやFacebook、Youtubeなどのツールは、関わり方に注意も要しますが、大切だと思う情報を共有していくのに本当に便利なツールですね。
そのスピード感にはいつもいつもほんとに驚かされます。

私が小さい頃は、人から人へ情報共有される時は、直接話す、手紙・回覧板等文書、ダビングくらいしかありませんでしたから(苦笑)


備忘録も兼ねて、最近出会った「イノチを考える」上で示唆の多いネット記事、動画のリンクを以下残しておきたいと思います(^_^)























at 07:07, くさのね, こころ・からだのこと

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地元 五井での健康教室

先月のテーマは「泣くことと健康」。



近年、笑いと健康に関してはずいぶん注目されるようになり、よく笑うことは免疫力を上げると、どこかで聞かれたことのある方は多いのではないでしょうか。
近年「日本笑い学会」なるものまでできていたりします。


翻って。「泣くことと健康」はどうでしょうか。


医療、福祉、カウンセリング等の現場にいる方は、大きな関わりがあることを肌で実感されているでしょうが、
質、量的に意外とこの切り口で正面からそれほど取り上げられていないような印象があるのは私だけでしょうか(^^)


先月は、以下のような切り口でお話しをさせて頂きました。


人はなぜ泣くのか

末期癌と感情解放

震災後のあるおばあちゃんの話

泣く「べき」「ねばならない」という話しではない

トラウマ療法の最先端

子どもの泣き

感情とのつきあい方

その他 涙活、サッカー選手と涙 などなど



以下、かみさんの終了後コメントより:
++++++++++++++++++++
泣くことと健康の切り口は、自然に話しが深まっていい時間になったね。
86歳の会長Nさんからの何度か聞いたことのある話しも、Nさんの気持ちと共にそばにいる感じがして。
Nさんの目の端に光る涙が印象的でした。私も話しながら泣いていたけど。

帰りにNさんと鍼灸の補助を受ける申請をするために、市役所に行く途中も元気そうに、
「健康教室に来るのが楽しみなのよ。後3年は行きたいのよね」と言っていました。
年齢を越えて出会えるご縁に気持ちが温かくなりました。
++++++++++++++++++++




この教室では主にセルフケアの学びを様々な角度から取り上げていますが、決して一方通行なものではなく、
参加者から話題提供をして頂いたり、お互いの話しを聴き合ったり、お茶を飲みつつ、お菓子ぽりぽり(笑)
井戸端会議のような和気あいあいさでゆるくやっているのがいいところです。




毎月第3木曜日に地元五井でやらせていただいている健康教室

実は歴史はとても古く30年近い歴史があります。
地元の主婦の方々が石原克己先生(私の恩師)に依頼してスタート。
鍼灸学校時代に存在を知り、私たち夫婦も初めは参加者でした。

その後先生もお忙しくなり、僭越ながら私の方で引き継がせて頂くことになり、その後10数年経つでしょうか・・
以前は公民館、東電の部屋、サンプラザ等で行っていましたが、現在は当院で行っております。


先月の教室では、こころとからだの健やかさを「自助」「互助」で見つめ続ける貴重な場だなぁ・・と改めて実感しました次第です(^_^)




今月17日のテーマは、「こころと身体のストレスケア最前線」を予定しています。 





at 21:21, くさのね, こころ・からだのこと

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いきるということ、しぬということ。

「生きる」ことと「死ぬ」こと。
誰もが例外なく通るこの2点、近年はだいぶ科学的にも扱われ、公に語られるようになってきたようです。
近年の「おくりびと」、「地球交響曲」、「アバター」、「オーラの泉」等々・・
映画「かみさまとのやくそく」(胎内記憶を扱った2014年公開予定の作品)
 
東京大学病院救急部部長・矢作直樹教授のことを取り上げた番組



イノチに関わることはまだまだ科学的に解明されていないことだらけです。
東洋医学で扱うツボや経絡のこと、鍼やお灸が効くしくみもまだまだよくわかってはいません。
ただ、医療の現場は経験則的に一定の法則性で同様の効果が導きだされれば価値を見出される世界。
手術で世界的に採用され無数にくり返される「麻酔」も実は同様で、「どうして効く」のかそのしくみは未だよくわかっていないのです。
例えば、足の小指の先のツボを刺激すると、高い確率で逆子(さかご)が改善される・・・というような現象観察の積み重ね。
このようなたくさんの現象、経験の蓄積が理論体系化されて、現在の東洋医学があり、はり師ときゅう師という仕事が国家資格になっていたり、
WHO(世界保健機構)に価値を認められていたりするのです。
自分の既存の視野の広さ、ものの見方だけで決めつけをせず、「現象」をありのまま観察することがイノチの現場ではとても大切になってきます。
「生」と「死」のことももっともっとますますゆるやかに普通に語られていくようになるとよいですね(^_^)

at 19:19, くさのね, こころ・からだのこと

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今なぜこの仕事をしているのか?

「自分が今なぜこの仕事をしているのか?」




NVC(非暴力コミュニケーション)でいうところの根源的ニーズ的に言えば、一番は「つながり」を求めているからではないかと改めて感じています。

入口は「目の前の人とつながりたい。」

家族や自然ともつながりたいし、病に苦しんでいる人、ハンディをもっている人、先進国の豊かさを支えてくれている底辺の人々、そして自分自身とも。




鍼灸の道に進む最終的きっかけは、インドでの体験でした。

極論すると「鍼灸」というツールは、生活をしながら自分のニーズを満たすための一手段に過ぎないともいえます。
(もちろん好きなことですし、技術的にも一生研鑽ですが・・)


そんなわけで、個人的には手段を磨くことと同時に

「技法や手段の手前にあるもの」

にとても大きな興味関心をもってきました。


求めているものに天は圧倒的なサポートをくださるもので、そういう意味でのご縁はこれでもか!というほど恵まれていて、
鍼灸の師匠の石原克己先生、かみさんの師匠の阿部秀雄先生など。
そのほかあげればきりがないほど、「その世界の第一線級の方々」の仕事にまじかに触れさせて頂くご縁を、
ここ20年ほど持たせてもらってきています。


最近それらの方々の仕事の凄さ深さはもちろん、共通するあり方というかまなざしのようなものを改めて感じています。

それを感じると最近とても涙もろい日々。
これを肌で知っているか知らないかということも、この仕事やっていく上で大きいよなぁと感じる昨今です。





ちょっと生真面目すぎる内容になってしまいました(^_^)ゞ
そんなこんな含めてみなさんと体験や感覚を共有できたらうれしく思います。




参加をお考えの方は私の方までお早めにご連絡くださいませ。




会場から車で20〜30分ほどの戸隠神社。
4月でも雪に埋もれていた奥社も今月は以下の感じに。




参道脇の花、なんだろう?

早朝の奥社への参道はギフトのような気持ちよさです。









at 09:09, くさのね, こころ・からだのこと

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梅雨と夏の時期の養生は?

先週は月1回定例の健康教室、「梅雨と夏の養生法」についてやらせてもらいました。





この時期のじめじめ、日差しの出た時の暑さ、公共空間の冷房の強さなど、なかなか体調維持の大変な季節ですね。


結論から申し上げるとこの時期は・・・実は1年で一番「冷え」に要注意の季節といえます。


「ええ〜っ、なんで気温の高い時期に冷えなのぉ???」ということになりますよね(笑)以下ご説明します。







ひとことで言えば、ここ30〜50年のクーラーと冷蔵庫の普及による影響です。

この2点はいままでのこの時期の生活・養生常識を一変させました。


冬は気温的に低い時期ですが、衣服、住環境も寒さ対策が基本ばっちりされています。

毛穴は閉じ、体表は保温モード。厚着をして建物は暖房完備、温かい飲食をしてだいたい過ごします。



翻って夏はどうでしょう?



気温は高いので、体表の毛穴は開き、身体は体温発散の夏モードになっています。

衣服も夏用に薄着になりますね。

その状態にもかかわらず身体の外からも内側からもエアコン・冷蔵庫レベルのもので常時冷やされてしまうのです。


暑い夏を空調のない生活で過ごしていくのでしたら、昔ながらの暑さ対策

うちわ、扇風機、網戸、すだれ、朝顔・へちまの日除け、打ち水、井戸や川で冷やした程度の夏野菜・果物、酢の物・・


などで涼を得る工夫をしていれば、ちょうどいい感じになります。



1年でいちばん新陳代謝も活発になり、汗も含め適度に「発散」することにより、涼しくなってくる秋の時期にスムーズに適応していけますし、

そのように本来過ごすべき季節なのです。


ところが、地面の土がコンクリートで覆われ、空調普及率上昇により室外機が増え、都市部はヒートアイランド状態に近年なってしまいました。


都市部に住む人々は、梅雨から夏の時期あまり汗をかくことができず本来分発散しきれないで秋を迎えてしまったり、

冷たいモノの取りすぎ、エアコンでの冷やしすぎで夏を終えてしまうように近年なりがちです。


そのような事情で、秋から冬にかけてひどい風邪や腰痛・関節痛などのカタチで歪みがでてくる方が、近年実は多いのです。



キンキンに冷えたビールはたまらなく美味しかったりしますが、あのビールを頭からかぶったらたまらないですよね。

それと同じことを、内蔵に対して日々しているという訳です。


冷たいモノを欲しがるのは「のどから食道にかけて」で、その先のおなかは実は望んでおらず身体的にはダメージとなります。

例えばクルマのエンジンはオーバーヒートしてはまずいですが、ある程度温まることによって最高の出力をだしますよね?

要はエンジンを過度に冷やし続けているようなものなのです。

これでは身体というエンジンのポテンシャルを発揮することはできませんね。


最近は当たり前に平熱が35度代の人が増え、風邪をひいても熱が出ない人が増えました。

これは空調と冷蔵庫の普及がとても関係しているのだと思います。




簡単にいうと、この時期は、


冷えと熱の調節に一番気をつけるべき季節(熱中症あるいは冷やし過ぎで夏負け等)

であり、

外界の暑さとの調和を保つ為、次の2点のバランスを注意しながらとるということにつきます。




行き過ぎにじゅうぶん注意しつつ、体外と体内に「涼」を与える
(除湿・プールなどの利用。冷やし過ぎたものではなく、酢の物や果物など酸味なあるいはゴーヤ、麦茶など苦みをうまく利用してビタミン・ミネラルを補給・・)


体内を温め、発汗で「涼」を得る(暑い国で香辛料、カレーなどを食べるのは理に適っているのです。葱・生姜・にんにく類など上手に使うのもよいです。)



湿気に弱く、梅雨の時期重だるくなったり、食欲不振で気力落ちやすい、食後やたら眠気がくるなどの方は、
とにかく一度だまされたと思って、冷たいものを全てやめてみてください。そして△諒法でできるだけ過ごすこと。
すぐに身体の感じが変わってくるのを感じられるかと思います。



日本という国は湿気の多いのが特徴です。

湿気にはお灸がとてもよく効きやすいので、お灸文化が栄えました。

梅雨の湿気や夏場の冷えにはご自分でお灸されるとだいぶ違ってきますよ(^_^)



補足情報加筆7/17:

‐鏖弘料

熱中症になった人に話を聞くと「じゅうぶん水分を摂っていた」とおっしゃるようなケース。

お年寄りやからだの弱い人は冷たい飲料が苦手な方が結構いらっしゃいます。

結果、水分補給をしていた「つもり」でも十分な水分量を補給できていないというケースも多いようです。

このような方には15〜20度、ちょうど井戸水くらいが適温のようです。


▲┘▲灰鸞亮

前述のようにヒートアイランド化しているのは事実ですが、ある年代以上の方は、

「子供の頃は結構、網戸と扇風機、うちわくらいで夏を過ごせたのになぁ・・」と思う方も多いことと思います。

土や木々が減り地面は舗装され、室外機が増えたことだけが理由でしょうか。

考えてみれば当然ですが、前述の身体の内外から冷やされる生活が続くと当然暑さへの適応力が減ってしまい、

空調無しではいられない「エアコン体質」になってしまうのです。


歌手の鈴木重子さんがコンサートでおっしゃっていましたが、数年前からエアコン使用をやめ、夏は窓を開け放って、

濡れタオルを首に巻いて、水をたくさん飲んでたくさん汗をかいて水を浴びて(3時間に1回とか…)

また飲んでかいて浴びて・・という繰り返しで夏を過ごし始めたらとても体調がよくなったそうです。




at 23:23, くさのね, こころ・からだのこと

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